第6回 外食・旅行で気を付けたいこと
- yuinokainpo
- 6月9日
- 読了時間: 3分

第6回 外食・旅行で気を付けたいこと
~楽しい思い出を安全につくるための準備とは?~
食物アレルギーがあると、
「外食は心配」
「旅行先で何かあったらどうしよう」
と不安に感じる保護者の方も少なくありません。
しかし、事前の準備を行うことで、外食や旅行を安心して楽しむことは十分可能です。
大切なのは、「行かないこと」ではなく、「備えること」です。
まず外食をするときは、事前にお店へ確認することをおすすめします。
最近では、ホームページにアレルギー情報を掲載している飲食店も増えています。
もし情報が見当たらない場合は、
・アレルギーがあること
・原因となる食品
・どの程度の除去が必要か
を事前に伝えておくと安心です。
また、お店が混雑する時間帯は、十分な確認が難しい場合があります。
余裕のある時間帯を選ぶことも安全につながります。
旅行の場合は、さらに事前準備が重要になります。
宿泊施設を予約する際には、
・食物アレルギーがあること
・除去が必要な食品
・調理器具の共用が問題になるか
などを確認しておきましょう。
宿泊施設によって対応できる範囲は異なります。
そのため、「対応できます」と言われた場合でも、どのような対応を行うのか具体的に確認しておくと安心です。
また、旅行中は普段と違う環境になります。
体調の変化や疲れによって、症状が強く出る場合もあります。
そのため、
・常備薬
・エピペン®(処方されている場合)
・健康保険証
・お薬手帳
などは忘れずに持参しましょう。
さらに、万が一に備えて近くの医療機関を事前に調べておくと安心です。
最近ではスマートフォンですぐに検索できますが、事前に調べておくことで、いざというとき慌てずに行動できます。
学校や学童保育でも、遠足や校外学習の際には事前にアレルギー情報を確認しています。
ご家庭でも、「もし症状が出たらどうするか」を家族で話し合っておくことが大切です。
食物アレルギーがあるからといって、外食や旅行を諦める必要はありません。
事前の確認と準備によって、家族みんなが安心して楽しい時間を過ごすことができます。
楽しい思い出づくりのために、「心配だからやめる」ではなく、「安全に楽しむための準備」を心がけていきましょう。
ワンポイント
旅行先では、普段食べ慣れていない食品に出会うことがあります。
初めて食べる食品を試す場合は、旅行初日や移動直前を避け、医療機関を受診しやすい状況で少量から試すようにしましょう。
参考文献・参考サイト
■ 厚生労働省 アレルギーポータル
■ 消費者庁 食物アレルギー表示制度
■ 日本アレルギー学会
■ 日本小児アレルギー学会
■ 観光庁 バリアフリー・ユニバーサルツーリズム関連情報
次回予告
第7回「学校・学童・習い事への伝え方」~子どもを守るために家庭と施設ができること~

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