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第6回 外食・旅行で気を付けたいこと


第6回 外食・旅行で気を付けたいこと

~楽しい思い出を安全につくるための準備とは?~


 食物アレルギーがあると、

 「外食は心配」

 「旅行先で何かあったらどうしよう」

と不安に感じる保護者の方も少なくありません。


 しかし、事前の準備を行うことで、外食や旅行を安心して楽しむことは十分可能です。


 大切なのは、「行かないこと」ではなく、「備えること」です。


 まず外食をするときは、事前にお店へ確認することをおすすめします。


 最近では、ホームページにアレルギー情報を掲載している飲食店も増えています。


 もし情報が見当たらない場合は、

 ・アレルギーがあること

 ・原因となる食品

 ・どの程度の除去が必要か

を事前に伝えておくと安心です。


 また、お店が混雑する時間帯は、十分な確認が難しい場合があります。


 余裕のある時間帯を選ぶことも安全につながります。


 旅行の場合は、さらに事前準備が重要になります。


 宿泊施設を予約する際には、

 ・食物アレルギーがあること

 ・除去が必要な食品

 ・調理器具の共用が問題になるか

などを確認しておきましょう。


 宿泊施設によって対応できる範囲は異なります。


 そのため、「対応できます」と言われた場合でも、どのような対応を行うのか具体的に確認しておくと安心です。


 また、旅行中は普段と違う環境になります。


 体調の変化や疲れによって、症状が強く出る場合もあります。


 そのため、

 ・常備薬

 ・エピペン®(処方されている場合)

 ・健康保険証

 ・お薬手帳

などは忘れずに持参しましょう。


 さらに、万が一に備えて近くの医療機関を事前に調べておくと安心です。


 最近ではスマートフォンですぐに検索できますが、事前に調べておくことで、いざというとき慌てずに行動できます。


 学校や学童保育でも、遠足や校外学習の際には事前にアレルギー情報を確認しています。


 ご家庭でも、「もし症状が出たらどうするか」を家族で話し合っておくことが大切です。


 食物アレルギーがあるからといって、外食や旅行を諦める必要はありません。


 事前の確認と準備によって、家族みんなが安心して楽しい時間を過ごすことができます。


 楽しい思い出づくりのために、「心配だからやめる」ではなく、「安全に楽しむための準備」を心がけていきましょう。



ワンポイント


 旅行先では、普段食べ慣れていない食品に出会うことがあります。


 初めて食べる食品を試す場合は、旅行初日や移動直前を避け、医療機関を受診しやすい状況で少量から試すようにしましょう。



参考文献・参考サイト


■ 厚生労働省 アレルギーポータル


■ 消費者庁 食物アレルギー表示制度


■ 日本アレルギー学会


■ 日本小児アレルギー学会


■ 観光庁 バリアフリー・ユニバーサルツーリズム関連情報



次回予告


第7回「学校・学童・習い事への伝え方」~子どもを守るために家庭と施設ができること~

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