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「熱中症から子どもを守る10のヒント」第6回|日中の外遊び、大丈夫?―安全な時間帯と遊び方

第6回(全10回)


「外で元気に遊ぶのはいいこと」と思いつつ、猛暑の中での外遊びには危険も潜んでいます。熱中症の多くは学校の休み時間や帰宅後の遊び中に起きています。今回は、外遊びの時間帯や場所の工夫でできる熱中症予防をご紹介します。


「いつ遊ぶか」が最重要ポイント

夏の気温は、朝からどんどん上がっていき、午後2時〜4時頃が最も危険とされています。

特に注意したいのは:

  • 午前10時〜午後4時の直射日光が強い時間帯

  • 風がない日アスファルトの照り返しが強い場所

  • 前日まで涼しかった日の急激な気温上昇時

このような環境では、無理に遊ばせない判断も重要です。


「どこで遊ぶか」も考える

日陰があり、風通しのよい場所を選ぶことで体感温度は大きく下がります。

おすすめの遊び場:

  • 木陰のある公園(芝生があるとさらに◎)

  • 屋根付きの遊具スペースや校庭の東屋

  • ミストや水遊び設備のある場所

逆に、アスファルトや人工芝の上は照り返しが強く、地面からの放射熱で体感温度は40℃以上になることもあります。


「遊び方」を変えるだけでも予防に

炎天下で走り回るだけが遊びではありません。たとえば:

  • 木陰でのカードゲームやお絵かき

  • 水風船や水鉄砲を使った水遊び

  • 扇風機や風鈴を使った「涼を感じる遊び」

これらは、熱のこもりにくい遊び方として学童保育でも実践されています。


まとめ

「時間」「場所」「遊び方」—この3つを工夫することで、暑い日でも安全に楽しく遊ぶことができます。次回は、子どもが発する「小さなSOS」に気づくためのポイントをお伝えします。


参考文献(情報取得何れも2025年6月22日)

 
 
 

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