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「熱中症から子どもを守る10のヒント」第10回|親子で学ぶ熱中症クイズ!―知識を力に変える習慣

最終回(全10回)


熱中症の対策は、大人が気をつけるだけではなく、子ども自身が「気をつける意識」を持つこともとても大切です。とはいえ、専門的な知識をいきなり教えるのは難しいもの。そんなときにおすすめなのが、親子で楽しめる"熱中症クイズ"です。

今回は、家庭で使える簡単なクイズと、子どもに意識を育てるポイントをご紹介します。


親子で挑戦!熱中症クイズ(○×形式)

Q1. 汗をたくさんかいた日は、水をいっぱい飲めば塩分も補える。

→ ✕(塩分も別に補給しよう)


Q2. のどが渇いてから水を飲めば間に合う。

→ ✕(渇く前にこまめに飲もう)


Q3. 暑い日は、日かげで遊んだり、水を使った遊びが安全。

→ ○


Q4. エアコンは体に悪いから、なるべく使わない方がよい。

→ ✕(命を守るために正しく使う)


Q5. 帽子をかぶれば、暑い日でもずっと外で遊んで大丈夫。

→ ✕(時間と場所に注意)


子ども自身が気をつけられるように

熱中症予防は、「自分の体調に気づける力」が育つことで、より効果が高まります。

たとえば:

  • 「顔が熱い」「頭が痛い」「気持ち悪い」などの感覚を伝える練習

  • 毎朝、登校前に「今日の暑さ指数」を一緒にチェックする習慣

  • 「今日は帽子いるかな?」「水筒飲んだ?」など、自分で確認する声かけ

こうした小さな習慣が、子どもの命を守る判断力につながります。


おうちチェックリスト(例)

最後に、親子で毎日確認できる「熱中症予防チェックリスト」の例を紹介します:

チェック項目

○・×

朝ごはんを食べた?


水筒の中身は満タン?


帽子をかぶった?


外で遊ぶときは時間と場所を考えた?


のどが渇いてなくても水分とった?


玄関や冷蔵庫に貼っておくと、毎日の予防習慣に役立ちます。


まとめ

熱中症から子どもを守るのは、知識・観察・習慣の3つです。親子で一緒に学び、気づき合い、声をかけあえる関係が、最も安心できる"予防のカタチ"かもしれません。

この10回のコラムが、皆さんのご家庭での安全対策に少しでもお役に立てば幸いです。


参考文献(情報取得何れも2025年6月22日)

 
 
 

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