「熱中症から子どもを守る10のヒント」第10回|親子で学ぶ熱中症クイズ!―知識を力に変える習慣
- yuinokainpo
- 7月2日
- 読了時間: 2分

最終回(全10回)
熱中症の対策は、大人が気をつけるだけではなく、子ども自身が「気をつける意識」を持つこともとても大切です。とはいえ、専門的な知識をいきなり教えるのは難しいもの。そんなときにおすすめなのが、親子で楽しめる"熱中症クイズ"です。
今回は、家庭で使える簡単なクイズと、子どもに意識を育てるポイントをご紹介します。
親子で挑戦!熱中症クイズ(○×形式)
Q1. 汗をたくさんかいた日は、水をいっぱい飲めば塩分も補える。
→ ✕(塩分も別に補給しよう)
Q2. のどが渇いてから水を飲めば間に合う。
→ ✕(渇く前にこまめに飲もう)
Q3. 暑い日は、日かげで遊んだり、水を使った遊びが安全。
→ ○
Q4. エアコンは体に悪いから、なるべく使わない方がよい。
→ ✕(命を守るために正しく使う)
Q5. 帽子をかぶれば、暑い日でもずっと外で遊んで大丈夫。
→ ✕(時間と場所に注意)
子ども自身が気をつけられるように
熱中症予防は、「自分の体調に気づける力」が育つことで、より効果が高まります。
たとえば:
「顔が熱い」「頭が痛い」「気持ち悪い」などの感覚を伝える練習
毎朝、登校前に「今日の暑さ指数」を一緒にチェックする習慣
「今日は帽子いるかな?」「水筒飲んだ?」など、自分で確認する声かけ
こうした小さな習慣が、子どもの命を守る判断力につながります。
おうちチェックリスト(例)
最後に、親子で毎日確認できる「熱中症予防チェックリスト」の例を紹介します:
チェック項目 | ○・× |
朝ごはんを食べた? | |
水筒の中身は満タン? | |
帽子をかぶった? | |
外で遊ぶときは時間と場所を考えた? | |
のどが渇いてなくても水分とった? |
玄関や冷蔵庫に貼っておくと、毎日の予防習慣に役立ちます。
まとめ
熱中症から子どもを守るのは、知識・観察・習慣の3つです。親子で一緒に学び、気づき合い、声をかけあえる関係が、最も安心できる"予防のカタチ"かもしれません。
この10回のコラムが、皆さんのご家庭での安全対策に少しでもお役に立てば幸いです。
参考文献(情報取得何れも2025年6月22日)
環境省「熱中症予防情報サイト」 https://www.wbgt.env.go.jp/
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